2010年03月20日

<トキ>9羽死んだ順化ケージ、構造の見直しを…環境相視察(毎日新聞)

 新潟県佐渡市の佐渡トキ保護センターで、テンに襲われてトキ9羽が死んだ事故を受け、小沢鋭仁環境相は14日、トキを収容していた順化ケージなどを視察した。同日未明にもケージ内でテンが確認されたことを明らかにし「入ろうと思えば、どこからでも入れる状態だ。構造自体を見直さねばならない」と述べた。

 同省は、ケージ内2カ所に赤外線ライトを設け、13日夜から監視カメラで夜間の様子も記録。14日午前0時台に1回、同3時台に3回、ケージ内を移動するテンを確認した。このテンがトキを襲ったのかは不明だが、ケージ内で飼っているアイガモの卵が1個食い荒らされていたという。また、同日までの調査で、ケージの金網の網目(側面2・5センチ四方、天井4センチ四方)より大きなすき間が計263カ所で確認されたと発表した。

 小沢環境相は「一義的には環境省が(順化ケージを)設計していることを踏まえ、最終的に(責任について)結論を出していきたい」とした。3次放鳥の可否については「16日にある専門家会合の判断をみて考える」と述べた。【畠山哲郎、磯野保】

【関連ニュース】
小沢環境相:14日に佐渡トキ保護センター訪問
トキ:9羽の死 順化ケージの金網に62カ所のすき間
トキ9羽死ぬ:テンが襲撃、足跡から判明 環境省
トキ:富山で確認 08年に佐渡で放鳥
トキ:9羽死ぬ ケージ内に獣 佐渡・保護センター

東大寺 夜空焦がす「籠たいまつ」 担ぎ手の童子、勇躍(毎日新聞)
<3人死亡事故>センターラインはみ出た可能性 名古屋(毎日新聞)
河合誓徳氏死去(陶芸家、日本芸術院会員)(時事通信)
福島県で震度5弱(時事通信)
海水浴場原則禁煙条例が委員会可決 神奈川県議会(産経新聞)
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2010年03月19日

牛丼店強盗事件に店員が便乗、1万円盗む(読売新聞)

 高松市の牛丼店で8日に起きた強盗事件の際、現場の混乱に乗じて店のレジから1万円を盗んだとして、高松北署は17日、同市木太町、同店アルバイト店員中岡雅俊容疑者(35)を窃盗の疑いで逮捕した。

 中岡容疑者は「強盗のせいになると思ってやった」と認めているという。

 発表によると、8日午前5時40分頃、同市の牛丼店に香川大の男子学生(22)(強盗容疑などで逮捕)が押し入り、店に1人でいた中岡容疑者に包丁を突き付け、レジから現金を奪って逃走。その直後、中岡容疑者はレジに残っていた1000円札10枚を盗んだ疑い。

 レジには18万5000円あったが、同署が被害金と照合したところ、1万円の不足が判明。防犯カメラを調べたところ、事件の直後、中岡容疑者が画板で手もとを隠しながらレジに近づく様子が映っていたという。

<国民健保>昨年、保険料支払えず死亡は33人 民医連調査(毎日新聞)
雑記帳 カバの「龍馬」、鹿児島へ(毎日新聞)
<NHK>福地会長、辞意を撤回(毎日新聞)
<雑記帳>新婚夫婦迎える伝統の「水祝儀」 宮城県加美町で(毎日新聞)
消費者目線でクッキング 「料理サロン」主宰、岩下美帆さん(産経新聞)
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2010年03月17日

<喜多方ラーメン>商標登録ダメ 店主らが知財高裁に提訴(毎日新聞)

 福島県喜多方市のラーメン店43店で構成する協同組合「蔵のまち喜多方老麺(らーめん)会」が「喜多方ラーメン」の商標登録を特許庁が認めなかったのは不当として、知財高裁に提訴していたことが分かった。8日に第1回口頭弁論が開かれ、特許庁は全面的に争う構えを示した。ご当地ラーメンを巡っては、「和歌山ラーメン」が商標登録されている。老麺会は「地域活性化を目的に導入された制度なのに、特許庁の判断は趣旨に反している」と訴えている。【伊藤一郎】

 喜多方ラーメンは82年ごろから全国に知られるようになり、店主らは80年代後半以降、喜多方市内のラーメン店マップを作製して観光客に配布したり、イベントなどを催してPRしてきた。こうした実績を踏まえ、老麺会は06年4月、地域ブランドに商標権を与える「地域団体商標制度」に基づき「喜多方ラーメン」の商標登録を出願した。保護の対象は「ラーメンの提供」。地域の財産として独特の味を守ることが狙いだった。

 しかし、特許庁は08年3月に「拒絶査定」を行い、不服申し立ても退ける審決をした。審決は「老麺会の加盟店は市内のラーメン店の半数に満たず、非加盟店も『喜多方ラーメン』の文字を使用している」として「喜多方ラーメンは、老麺会や加盟店の商品として認知されているとは言えない」と指摘した。

 これに対し老麺会は09年12月、特許庁を相手に審決取り消しを求めて、特許や商標、著作権などに関する訴訟を専門に扱う知財高裁に提訴した。特許庁の指摘に対し「市内のラーメン販売食数のうち、加盟店が78%を占め発祥の店もその一員。商標登録は地域全体の財産を保護するのが目的で、非加盟店舗の賛同も得ている」と反論している。

 一方、19の製麺業者で構成する和歌山県製麺協同組合は06年11月「麺」を保護対象として「和歌山ラーメン」の商標登録を認められた。目的は同様に「地域財産を守るとともに、業界を活性化させブランド価値を高める」ことだった。

 同じご当地ラーメンで分かれた対応。和歌山のある業者は「喜多方ラーメンは、和歌山より認知度が全国規模だから、地域ブランドの商標として適さないと判断されたのでは」と推測。ある喜多方の店主も「有名すぎるのが逆効果になったのかも」と語る。特許庁商標課は「個別案件についてコメントできないが、喜多方と和歌山は商標保護の対象が違う」と話している。

 【ことば】地域団体商標制度 農協や事業協同組合などが、地域名と商品名を組み合わせた商標を登録できる制度。地域ブランド保護を目的に06年4月スタートした。それまで類似の商標登録には全国的知名度など厳しい基準が設けられていたが、隣接する都道府県で認知されていればいいように要件が緩和された。登録団体以外が商標を使用した場合、差し止めや損害賠償を請求できる。2月現在で▽比内地鶏(秋田)▽草加せんべい(埼玉)▽輪島塗(石川)▽松阪牛・松阪肉(三重)▽博多人形(福岡)−−など447件が登録されている。ラーメンで登録されているのは「和歌山ラーメン」のみ。「米沢らーめん」(山形県米沢市)が現在出願中。

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